彫刻家 武荒信顕の作品紹介：千葉大学大学院理学研究科のロゴデザイン

2005年に、千葉大学理学部のロゴタイプのデザインをお引き受けしました。
それで、今度は、「大学院理学研究科のロゴを創るのだ！御下命如何にても果たすべし！」、との御下命の元にデザインする事になったのです。
元が在るから、つまり、以前に引き受けた「理学部」のロゴがあるから、簡単なのでは？と思われるかもしれませんが、ところがどっこい、とても難儀な仕事なのです。
でも、武荒はめげる事はありません、最高のロゴに仕上げるのだ！

造形的な破綻の無い様に、様々に考える訳です。時間が掛かるんです、とっても。例えば、「R」の文字なんですけど、いろいろやるんですね、止めどなく、やるんです。部分の微妙な違いが、全体に影響します。ほんの少しだけ、ここを、太くしたり細くしたり、長くしたり短くしたり・・・ロゴは、一文字だけではなく、他の文字との組み合わせで成立しますので、止めどなく作業がつづくのです、止めどなく！しかも、以前につくった理学部のロゴと並べても破綻が無い様にデザインする訳ですから、根性が必要な仕事です。でもねっ、武荒は仕事人ですから、どの様な御下命にもお応えするのです！！！

それで・・・自画自賛、切り抜けました！何度もダメかと思いました、ブラックホールの縁を見ました、叩きつけられました、しかし、ゴーレムの如く、立ち上がり、仕上げました！これなら文句無しです。
上が、大学院のロゴ、下が、理学部のロゴです。
次も、難しい御下命にお応え致します、御期待下さい！