彫刻家 武荒信顕の作品紹介：あなたと・・・（わすれてしまったこと) Epilogue 1

UBEビエンナーレの会期も終了間近の、2009年11日11日、ときわミュージアムの学芸員で担当のYさんから電話がありました。武荒作品を欲しいところがあるのでお話を伺って下さい、との事でした。「作品が欲しい！」、何と！まぁ！作家冥利に尽きるお話しではありませんか！
お話を進めまして、作業を進めていました。
2010年2月8日、設置位置と方向を決定致しました、あと一カ月くらいで作業が完了する見込みです。
作品を欲しいと、おっしゃって下さったのは、株式会社ジャネックスさんです。ジャネックスさんに関しては、ここをクリックして御覧下さい。別ウィンドウで表示致します。
上の画像で、ポールを頭にのせていらっしゃいます方が、ときわミュージアムの学芸員のYさんです。何をやっているのかと言いますと、彼の立っている位置が作品の中心位置で、ポールの先端が作品の高さと言う事なのです。

それで、黒い四角のラインが作品のベース板の位置になりました。これが決まれば後は重機を入れての土木工事です。基礎を作るのです、それが済んだら作品を移設できるのです。ポールのあっち側から、赤、白、そして次の赤の右横に小さい黒いものがあります、コンパスなんです、方位磁石です、方向を確認するために必需品ですね。黄色い棒は水平器です。

上と下、この２ツの画像は常盤公園での画像です。冬の朝で、陽光の具合が夏とは違いますね、空気もピリッとしています。常に変わり行く世界、だから、野外作品は楽しい！と思う武荒でした！