彫刻家 武荒信顕の作品紹介：あなたと・・・（わすれてしまったこと) WORK 8
そして・・・前のページから、１０日が経ったのぢゃ・・・夏のとても暑い日ぢゃった、クマゼミが大きな声で鳴いておったぁ・・・白いシートの中に入ると、それはそれは見事な塗装ぢゃったーっ！
すると・・・作家は、ついに、OKを出したのぢゃ！めでたしめでたし！
すると・・・作家は、ついに、OKを出したのぢゃ！めでたしめでたし！
白くたわんで見えるのは、シートです。右側から風が吹いているんですね、東風です。これからシートを取り除いて、足場も、いよいよ外します。
円筒の保護シートも外します！鏡面仕上げなので、大変に気を使う作業でして、職人さんたちに大きな負担をかけます、何しろ、動きますので！
保護シートを取り除いたら、足場のパイプも外します。これも、大変な作業です、外したパイプが作品に触れたりしたら、元の木阿弥になってしまうのです。この円筒は、ぐるーっと動きますので、うっかりするとマズイ事になってしまうのです。足場に、カーンってあたってしまったら、おーこわっ！！
保護シートを取り除いたら、足場のパイプも外します。これも、大変な作業です、外したパイプが作品に触れたりしたら、元の木阿弥になってしまうのです。この円筒は、ぐるーっと動きますので、うっかりするとマズイ事になってしまうのです。足場に、カーンってあたってしまったら、おーこわっ！！
円筒は全面、こんな具合に鏡です！私は、片腕で体を支えながらの撮影です。コワイよ！顔が強張ってますね、ここで3m50cmくらいの高さですからね。位置関係分かりますか？私は足場のパイプの、外側にしがみついているんです。で、ワンショット撮ったら直ぐに地面に降ります。画面の右端に、ピラミッド見たいなのが見えますでしょ？あそこが、ときわミュージアムです。ピラミッドみたいなのは温室で、熱帯植物がいっぱいです。で、これは鏡に映っているのではなく、向こう側にある建物です。位置関係分かりますか？！で、私が地面に着地したら、直ちに足場を解体です！
出来ました！後は下の部分の土盛りですが、これは、図面をひいてありまして、お任せでお願いする事になっています。勿論、土盛りの上には、芝を植えます。
で、会期は、
第23回UBEビエンナーレ
2009年10月3日〜11月15日
です。
映っているのは、私の背後にある「常盤湖」です。赤い四角が「空に浮いた様に見える」、想い描いたイメージを具現化出来ました。
何とか「かたち」にする事が出来ました。これは私の作品なのですが、多くの方々のバックアップが有っての事なのです。UBEビエンナーレ事務局スタッフの皆さん、制作にあたって下さった多くの皆さんとの共同作業のお陰で、「かたち」を創る事が出来たのです。そして、宇部市ふるさとコンパニオンの会の皆さんの応援に、何より励まされました。人は、自分一人で暮らす事は出来ません。周りで共に暮らす多くの人々と、お互いに関わる事で、存在する事が出来ます。
作品も同じであると考えています。私は、作品のタイトルに、「あなたと・・・」と付けています。この「あなた」には二つの意味があります。
私は、完全抽象の作品を創り続けています、が、初期にタイトルを付ける事に悩んだ事があったのです。考えました、私が作品を生み出す事が出来るのは、どうしてなのだろうと・・・私の周りの環境がその様になっているからなのだと結論が出たのです。私にとって、一番身近な「あなた」の存在が、わたしにとって最高の、創造の原動力なのだと気が付きました。その「あなた」との共同作業によって、わたしは作品を生み出す事が出来るのだ、と気が付きました。その第一の「あなた」とは、私の妻です。
そして、「あなた」のもう一つの意味。作品は私の分身、私自身です。私は、作品は作品のみでは、本当に作品として成立しないと考えています。では、何が必要なのか？それは、作品の前に立つ「あなた」の存在です。「わたし」と、前に立つ「あなた」が、周りの空間を取り込んで、共同作業に依り作品を完成する事が出来る、と考えています。また、わたしの作品の前に立つ「あなた」にとっては、私の作品、つまり、私が「あなた」と言う事になります。
「あなた」にとっての「あなた」に付いて想いを巡らせる事も、楽しい事である様に願っています。
そこで、わたしは、タイトルに、「あなたと・・・」と付ける事にしたのです。「・・・」は私にも分からない、何かに期待を込めて、「・・・」としています。そして副題として、括弧の中に、その時々の想いを入れています。
今回の作品タイトルは、
あなたと・・・（わすれてしまったこと）
で、会期は、
第23回UBEビエンナーレ
2009年10月3日〜11月15日
です。
映っているのは、私の背後にある「常盤湖」です。赤い四角が「空に浮いた様に見える」、想い描いたイメージを具現化出来ました。
何とか「かたち」にする事が出来ました。これは私の作品なのですが、多くの方々のバックアップが有っての事なのです。UBEビエンナーレ事務局スタッフの皆さん、制作にあたって下さった多くの皆さんとの共同作業のお陰で、「かたち」を創る事が出来たのです。そして、宇部市ふるさとコンパニオンの会の皆さんの応援に、何より励まされました。人は、自分一人で暮らす事は出来ません。周りで共に暮らす多くの人々と、お互いに関わる事で、存在する事が出来ます。
作品も同じであると考えています。私は、作品のタイトルに、「あなたと・・・」と付けています。この「あなた」には二つの意味があります。
私は、完全抽象の作品を創り続けています、が、初期にタイトルを付ける事に悩んだ事があったのです。考えました、私が作品を生み出す事が出来るのは、どうしてなのだろうと・・・私の周りの環境がその様になっているからなのだと結論が出たのです。私にとって、一番身近な「あなた」の存在が、わたしにとって最高の、創造の原動力なのだと気が付きました。その「あなた」との共同作業によって、わたしは作品を生み出す事が出来るのだ、と気が付きました。その第一の「あなた」とは、私の妻です。
そして、「あなた」のもう一つの意味。作品は私の分身、私自身です。私は、作品は作品のみでは、本当に作品として成立しないと考えています。では、何が必要なのか？それは、作品の前に立つ「あなた」の存在です。「わたし」と、前に立つ「あなた」が、周りの空間を取り込んで、共同作業に依り作品を完成する事が出来る、と考えています。また、わたしの作品の前に立つ「あなた」にとっては、私の作品、つまり、私が「あなた」と言う事になります。
「あなた」にとっての「あなた」に付いて想いを巡らせる事も、楽しい事である様に願っています。
そこで、わたしは、タイトルに、「あなたと・・・」と付ける事にしたのです。「・・・」は私にも分からない、何かに期待を込めて、「・・・」としています。そして副題として、括弧の中に、その時々の想いを入れています。
今回の作品タイトルは、
あなたと・・・（わすれてしまったこと）