彫刻家 武荒信顕の作品紹介：神像（道ゆく人に幸福を・・・）WORK 4

この画像は、荒井恵子さんが撮影してくれました。copyright ARAI Keiko 2018 です。なかなか迫力あるショットですね、自分でタイマーで撮影していない訳ですから、作っているポーズ感がないです。
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墨と紙で勝負している作家です。凄いですから、機会が有ったら是非実物の作品をご覧ください。初めてお会いした時の驚きを忘れることは出来ません、化け物だと思いました！勿論誉め言葉です！とにかく素晴らしいのだ！！
それで、私の作業は、何をやっているのかと申しますと、塗装の前処理をしています。秘密基地で、なんか恐ろしい物を作っているみたいな感じですけど、怪しい作業ではありません。

凸凹している所にパテを塗りつけて、紙ヤスリで平らにしています、サンダーに耐水ペーパーをつけて、ひたすらブーンブーンブーンと続けます。滑らかになるまで続けます。こういう作業は辛いです、ただブーンブーンですから、辛いです。時々水をかけます、ヤスリカスを除くためにカスを流し去るのです。そうしないと、ヤスりの目がカスで詰まってしまい、削れなくなってしまうのです。ですから、足元はびしょびしょになります。

ブーンブーンブーンが終わって、塗装工程になりました。塗料が周りに飛ばない様に、シートで囲います。この中で、塗装作業をするのです。これも、辛い、シンナーを吸わない様にガスマスクをして作業をしますが、ガスマスクを付けただけで辛いです。スプレーガンで塗料を霧にして吹き付けるのですから、ガスマスクは必需品、塗料、吸うのイヤですから。キツイ、とにかくキツイ、でもやらないと終わらないし、私は作家です、良い作品にする為にやります。完璧にやります。

プライマーサーフェーサーを塗り終わりました。錆止めと下地作りです。これから、耐水ペーパーで表面を滑らかにしてから、色をつけます。ですから、また、ブーンブーンです・・・

シートが、赤っぽくなってますでしょ！そうです、赤い塗料を塗り終わったのです。なんとか、予定通りに進んでいます。赤い霧の中にいたので、白いツナギが赤っぽくなりました。太ももの辺りが特に赤っぽくなってますね。

こんな感じ、真っ赤っかです。これから、シートを取り除きます。画面右側の中ほどにキラッとしているのは、スプレーガンの塗料カップです。

シートを外しました。もう、グダグダです、本日の作業はここまで。取り敢えず完成です！これから、あら捜しをしまして、マズイとこが見つかったら塗り直しします。例えば、キズが有ったら、そこだけ塗り直すのです。実際に、いくつか有りましたので、直しました。塗装作業完了です！次は搬出作業、設置作業です。