彫刻家武荒信顕の作品丹沢野外彫刻展最優秀賞作品 Epilogue

TAKEARA'S ART WORKS

SCULPTURES POSTAGE STAMPS DESIGN & OTHERS

あなたと・・・（時は流れて）

Epilogue

彫刻家武荒信顕のアートワークス：あなたと・・・（時は流れて）EPILOGUE

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作品は、ずっと小田急線秦野駅前に設置されていたのですが、そこから、秦野市カルチャーパークの中に有る花時計の側に移設する事になったのです。移設工事は、2019年3月19日に行われました。この画像は、作業前の設置現場です。中央の四角い所が作品基礎、ここに作品が乗っかる訳です。基礎の上には、既にベースプレートが置いてあります。
<br><br>右側の小さい画像をクリックすると、次に進みます。

<br>これがベースプレート、図面では、BPL と書きます。そのまま、頭文字を取っただけです。分かり易いですね。BPL は、重量が約 1トンあります。これから、水平にしますので、未だ固定されていません。スリングベルトがクレーンのフックに掛かったままです。スリングベルトは薄紫色ですね、綺麗です。

<br>ベースプレートの水平を確認いたします。濃い灰色の部分に有る、3本の銀色のものが、水平器です。様々な方向に置いて、水平を確認するのです。水平ではなかったら、BPLの下に、スペーサーをいれて傾きを調整します。スペーサーとは、簡単に言いますと、薄い鉄板です。隙間に鉄板を押し込んで傾きを変える訳ですね。この作業のスペーサーは鉄板でしたが、作業によって様々な種類の物があります。例えば、アルミだったり、プラスチックであったり、いろいろなのです。

<br>ベースプレートの固定が終わりましたので、作品本体をベースプレートにのせる作業に移ります。しっかりとスリングベルトを掛けて、クレーンで吊り上げます。作品が斜めの状態なので、スリングベルトの掛け方はとても大変なのですが、経験豊富な美術業者の方々ですから、安心です。<br><br>

<br>グゥーンと引き上げます。クレーンのエンジンが咆哮をあげます！この音が好きだっ！！！

<br>作品本体が収まったら、次は、ステンレスの円筒です。約700kg あります、重さのイメージとして軽自動車と同じくらいです。

<br>やれやれ、何とか設置作業が終わりました。これから、まだまだ有るのですが、一安心です。

<br>別の方向から見たところです。作品の東北東からの画像です。一つ前の画像は、南南西から撮影しました。この時点で、17:30でした、私の現場到着が 10:00過ぎ位でしたから、そこから7時間半かかりました。現場では、私が現れる前に既に作業が行われていましたので更に時間がかかった訳です。これから、ベースプレートを固定しているボルトを防錆の為に被覆する作業が有りますので、あと、1時間位かかります。