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これがベースプレートです。大きさは、縦横 2m×3m で重量は約 1トンです。これから、錆びを落として防錆剤を塗りまくります。円周上に穴がどっさり開いているのは、作品の方向を微調整する為の工夫です。野外作品は、固定した照明で照らす訳ではなく、照明は「太陽」です。
太陽は、いつも同じところで輝いている訳では有りません。ある時は高く、或る時は低く・・・青く、赤く、白く・・・鋭く、淡く・・千変万化!
野外作品に魅了されている自分が居ました。 <br>
回転部分を支えるシャフトを受ける部分を作っています。円柱の断面は楕円ですから、楕円の穴を開けまして、そこにシャフト受けの円柱を差し込んで熔接です。当然ですが、角度を合わせて熔接します。 <br>
箱が整いましたので、ここで、クレーンを呼んで箱を起こします。工場にあるクレーンでは、高さが足りませんのでクレーン車を呼ぶのです。制作とは無関係
ですが、私は重機が大好きです。ヂーゼルエンジンのグゥォォーッて彷徨がとても好き! <br>
起き上がると、ガーッと大きくなります。正確に申しますと大きく見えるのです。サイズが大きくなる訳ではありません、「縦横の錯視」ってやつです。
ビックリするくらい、でかく見えるのです。不思議です。箱の下の方に、小さい四角の穴が見えます、これが、中に入る為の窓です。<br><br> <br>
ステンレスのパイプを載せて仮組です。ステンレスのパイプは既に、ピカピカの鏡面仕上げにしてあります。白いのは保護シートです。一つ前の作品で磨き仕上げを
しくじってしまいまして、そんな経験から、この作品の磨きはパーフェクトに仕上げました。